エミューはオーストラリア先住民アボリジニにより
約4万年前から、食料・衣料・秘薬として活用され「神の鳥」として崇められ重用されてきました。
近年では、肉・卵・オイル・皮革・装飾品など様々な分野での応用性が高いことが認められ、夢のある産業鳥としてますます注目を浴びています。
@循環型農業の構築 我が国には、耕作放棄地や未使用農地がたくさんあります。それらの土地にエミュ ーを放ち飼育すると、エミュー糞により肥沃な土地に生まれ変わり、そこで育った エミューから良質な農業生産物(肉・卵等)と農業残渣(野菜くず)が得られます 。その農業残渣をエサとしてさらにエミューが繁殖し、循環型農業が成立するので す。そして一定点を線上さらに面上に展開することにより、広大な未使用土地の有 効活用が実現します。 |
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A六次産業化の実現 農業従事者により生産された多様なエミュー素材を生産者の地域において(二次)加工、さらに(三次)流通販売することにより、それまでの単一的収益が複合的な収益をもたらし、地域の活性化につながります。 |
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B過疎化対策の切り札 循環型六次産業化による収益力アップは若年層の雇用を生み出します。またエミューの飼育は容易であるため高齢者雇用も可能となり、限界集落の再生・活性化にもつながります。 |
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C素材の多様性 エミュー素材は、様々な産業分野での応用が可能です。すでに実用化されているものではエミューオイルを使った化粧品、肉や卵を利用した食品、羽などを利用した装飾品などがあります。また他にもエミュー素材を使った商品の研究開発が進んでおり、そのポテンシャルは計り知れませ ん。 |
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D魅力ある市場 エミュー産業は現時点では認知度が低く未成熟な市場です。しかし我が国は世界に負けないエミューオイルの高度な精製技術を保有しており、肉・卵などの優れた加工技術や生産ノウハウも持っています。今後は、国内はもとよりハラル圏を含む海外市場へ付加価値の高い商品供給が見込まれています。 |
性格が穏やかなため、 未経験者や高齢者でも飼育可能。 人件費も安く抑えられます。 |
農業残渣や雑草も食べるので、 エサ代が抑えられます。 |
真冬の-20度から真夏の40℃まで 気温差があるモンゴルの厳しい 環境下でも、飼育されています。 |
市場価格の高いエミューオイルを はじめ、高成分の肉、その他、卵・ 皮革・装飾品などがあります。 |
SEや口蹄疫から隔離されている ため、新規畜産の起業的視点か ら大きな注目を集めています。 |